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「成瀬は信じた道をいく」あらすじと感想【オーディブル】

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「成瀬は信じた道をいく」あらすじ

著者:宮島 未奈

Audible評価:1,658件 ☆4.9/5

Amazon評価:2,282件 ☆4.7/5

型破りな少女・成瀬のお話第2弾です!

優秀で、自分軸を持って生きる成瀬が人と交流するお話です。

第1章では「ゼゼカラ」のファンで成瀬にあこがれている小学生の女の子みらいが登場します。

授業の一環でゼゼカラを調べることになり、同じ班のクラスメイトと成瀬や島崎に会いに行くことに。

成瀬の常人とは異なる幼少期にあこがれの気持ちをつのらせたり、島崎に友達に関する悩みを聞いてもらったり。

みらいの視点で成瀬と島崎の魅力を再確認できます。

第2章では初登場の成瀬の父目線でお話が進みます。

非凡な成瀬の父は案外、普通の人で、普通に娘のことで悩み心配したりします。

成瀬が一人暮らしを考えていることに寂しさを感じ、宿無しの男の子を自宅に泊めようとして心配したりと大変です。

突拍子もないことをする娘に振り回されながらも、第一に娘のことを考えて行動するお父さんの姿に心が温かくなります。

第3章は成瀬がバイトするスーパーに日常的にクレームを入れる主婦・呉間と、第4章では成瀬と一緒にびわ湖大津観光大使を務める女子大生・篠原視点のお話。

普通ならなるべく関わりたくないクレーマーにも積極的に声をかけ、最後にはあなたの意見は参考になる、と認めてしまいます。すごい。

第5章は東京に引っ越した島崎が成瀬に会いに帰ってくるときのお話です。

島崎が成瀬に秘密で会いに来ると、なんと成瀬は「探さないでください」という書置きを残して行方不明に!

娘を心配する成瀬父と一緒に、島崎は成瀬を探し回ります。

みらいや呉間、篠原を巻き込んでの大騒動に。

果たして成瀬はどこに行ってしまったのか、無事に帰ってくるのか。

 

「成瀬は信じた道をいく」はオーディブルで聴くことができます。

運動中、家事の最中、移動中に手を使わずに読書ができます。

私は家事の最中、散歩中に読了しました!

読書の時間を作らなくていいのでオーディブルはおすすめです!

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感想

成瀬シリーズの第2弾もやっぱり面白かったです!

成瀬が一人暮らしについて調べていたのは「広島の友達が一人暮らしをする予定だから」と答え成瀬父は安心していましたが、たぶんその「広島の友達」って成瀬に恋する男の子だよなーとにやにやしちゃいました。

成瀬シリーズの登場人物は何かしら悩みを抱えているんですが、その悩みがリアリティがあってわかるわ~って思いながら聞いています。

友達との関係で悩むみらい、他人の一面だけをみてクレームをつけてしまう呉間、自分の将来について悩む篠原。

そして成瀬の相棒的ポジションだったのに、現在の成瀬をよく知るみらいと篠原に嫉妬する島崎。

そんな登場人物が成瀬の言動によって変わっていきます。

成瀬の生き方は破天荒だけど真っすぐで、こんな風に生きたいと思わせる魅力的なキャラクターです!

ぜひ一度読んでみてください!