「烏は主を選ばない」第11話ネタバレ
若宮や長束は、雪哉が北家の姫の子どもであること、つまり北家当主の直孫であることを知っていた。
自分を一人の人間として認めてくれたと思っていた雪哉は、自分の出自を利用するために側に置いていたことを知り若宮に反発する。
若宮は1年半前から雪哉に目を付け、北家との橋渡し役にしようと画策していたことを認めた。
ショックを受けた雪哉は若宮に思いをぶつける。
その場を諫めたのは路近だった。
彼は雪哉をある場所に連れて行く。
そこに居たのは拘束された敦房だった。
長束に裏切られた敦房に同情ともとれる気持ちを向ける雪哉だったが、敦房が語ったのは「金烏」に対する狂ったような感情だった。
それは決して長束に対する忠誠心ではなかった。
真の忠誠とは、忠臣とは何なのか。雪哉は考える。
雪哉は以前の約束通り1年間は近習として若宮に仕えることを約束し、その間に側近として仕えるのか考えさせてほしいと申し出た。
季節は巡り春になり、若宮は妃を選ぶために桜花宮へと姿を現した。
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感想
今回は雪哉の心の葛藤がメインのお話でした。
血筋のことで幼少期から家族とともに苦しんできた雪哉の想いが爆発します。
それを諫めた路近の印象が、前の悪役然としたキャラのときとは全然違いますね。
敦房も同様でした。
若宮を罠に嵌めようとしたときも豹変ぶりに驚きましたが、今回の金烏へのこだわりぶりもすごかったです。
敦房はあくまで「出世した自分」を追い求めていたんだなと感じます。
さっきまで怒っていた雪哉も引いてました(笑)
25分の作品なのであっという間に1話が終わります。
気になった方はぜひチェックしてみてください!