「烏は主を選ばない」第3話ネタバレ
若宮に使えることになった雪哉は、初日から山のような雑務を言いつけられた。
若宮の側仕えは次々と辞めていき、今は澄尾(すみお)と雪哉の二人しかいないのだ。
言いつけられた仕事の量に戸惑う雪哉だったが、若宮の挑発に火が付き、一日でどうにか終わらせる。
そんな生活に半月耐えた雪哉は、北家当主の直孫・喜栄(きえい)に近況報告をしていた。
喜栄は雪哉との会話の中で「真(まこと)の金烏」の話をする。
「金烏」とは山内を納める統治者に対して使う言葉。
一方で「真の金烏」は宗家の祖である金の烏及び再来を意味する。
若宮がその「真の金烏」であると雪哉に説明した。
若宮に反対する長束派がいることも。
若宮には兄・長束(なつか)がおり、現在は皇太子の立場を追われ、名鏡院に居る。
聡明な長束を惜しみ、長束の実母である皇太后を筆頭に長束派が動いているという話だった。
さっそく若宮不在を狙って御前会議が開かれていた。
若宮を皇太子の座から降ろすための目論見で、その御前会議に雪哉は連れて行かれることになった。
感想
ようやく皇太子が出てきました。
質素な家に住んでいたり、側仕えが二人しかいなかったり、自分で金柑を甘く煮詰めていたり不思議な人物です。
大量の仕事に音を上げず仕える雪哉を認めているようですが、桜花宮をのぞき見してることがバレそうになるとあっさり雪哉を身代わりにしていました。
若宮の言動に反発して奮起する様子や、物おじせずつっこむ雪哉と若宮のやり取りがとても面白かったです。
シリアスなシーンもありますが、コメディシーンもあるので楽しく見れますよ。
25分の作品なのであっという間に1話が終わります。
気になった方はぜひチェックしてみてください!